
・顕在ニーズと潜在ニーズの違いを知りたい!
・ブログでは、検索意図が大切って聞くけど理由は?
・潜在ニーズをあぶり出すのが苦手だから、コツがあったら知りたい!
こんな悩みを解決します。

Twitter:(@opio1224)
ブログにおいて検索意図を把握することは、とても大切です。
なぜなら検索窓から検索する9割の人が、『問題解決』のために、検索しています。
読者は何かしら問題を抱えているので、それらの問題を解決する記事を書くことが大切です。
そのためにも検索意図をしっかり把握して、読者が満足できるコンテンツをつくるようにしましょう。
この記事を読み終えると、検索意図をあぶり出すコツが理解でき、記事に落とし込む方法も分かるので、読者に響く記事を書けるようになりますよ。

イメージしにくい潜在ニーズも、具体例をだして分りやすく解説します。
検索意図:顕在ニーズと潜在ニーズの違いとは?

検索意図とは、ユーザーが検索エンジンで検索した際に、その検索ワードを入力した目的のことを指します。
目的には2つのタイプがあります。
- 顕在ニーズ
- 潜在ニーズ
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
顕在ニーズとは?
顕在ニーズとは、ユーザーが自覚しているニーズのことです。
実際に検索窓に入力する、「検索キーワード」から把握できます。
たとえば『加湿器 おすすめ』という検索キーワードの顕在ニーズは、『おすすめの加湿器を知りたい』です。
このように、検索キーワードから直接読み取れるので把握しやすいですね。
潜在ニーズとは?
潜在ニーズとは、ユーザー自身も自覚していないニーズのことです。
顕在ニーズとは違い、検索キーワードに直接現れないので把握が難しくなります。
しかし「潜在ニーズ=本当の目的」なので、潜在ニーズの把握はすごく重要です。
上と同じように、『加湿器 おすすめ』という検索キーワードで見てみます。
- 顕在ニーズ
-
おすすめの加湿器を知りたい
- 潜在ニーズ
-
赤ちゃんに適した部屋
このような感じですね。
なので、そもそも部屋の湿度が高く赤ちゃんに適した部屋なら、加湿器はいらないです。
ユーザーは顕在ニーズがほしいのではなくて、「潜在ニーズを満たすために顕在ニーズがある」ということを、覚えておいて下さい。
加湿器に価値があるのではなく、赤ちゃんが過ごしやすい部屋に価値があります。
- 顕在ニーズ
-
潜在ニーズを満たすための手段
- 潜在ニーズ
-
本当に欲しい価値
潜在ニーズの把握は、最初は難しいと感じるかもですが、やってるとだんだん慣れてきます。

潜在ニーズのあぶり出し方にはコツがあるので、あとで具体的に解説していきますね。
潜在ニーズを考える際の注意点として、検索意図は人によって違います。
なので検索意図を考える際は、事前にペルソナ設定をしなくてはいけません。
ペルソナ設定が分からない人は、【刺さる記事に】ブログでペルソナ設定する方法【身近な人でOK】を読んでペルソナ設定をしてから、検索意図を考えるようにしてください。
【知っておくべき】ブログで検索意図が大切な2つの理由

ブログで検索意図が大切な理由は2つです。
検索意図が大切な2つ理由
- 読者満足度があがる
- Googleからの評価があがる
1つずつ解説していきます。
検索意図が大切な理由①
読者満足度があがる
検索意図に応えるコンテンツは、読者満足度が上がります。
検索意図を把握すると、読者の知りたい情報を120%届けられるからです。
潜在ニーズをイメージできれば違う手段で潜在ニーズを満たせたり、次にユーザーが知りたい情報を先回りして発信することが可能です。
そうすることでユーザーすらまだ気づいていない問題を露呈し、解決に導けます。
このように検索意図の背景をイメージし読者のことを1番に考えることで、読者の本質的な悩みを解消できるでしょう。
検索意図が大切な理由②
Googleからの評価があがる
検索意図が大切な理由の2つ目は、Googleからの評価があがるからです。
理由はGoogleが掲げる10の事実に記載されているので一部抜粋します。
10.「すばらしい」では足りない。
Google では、まだ達成できないとわかっていることを目標に設定します。そうすることで、目標達成に向けて全力を尽くし、期待以上の成果を残せるからです。たとえユーザーが自分の探すものを正確に把握していなくても、ウェブで答えを探すこと自体はユーザーの問題ではなく Google の問題です。Google は、全世界のユーザーがまだ具体的にイメージしていないニーズを予測し、新たなスタンダードとなるサービスを作り出しています。つまり、現状に満足しないことが Google のすべての原動力となっているのです。
出典:Googleが掲げる10の事実
上記のようにGoogleは、ユーザーが具体的にイメージしていないニーズ(潜在ニーズ)に答えることを大切にしています。
Googleはそのようなコンテンツを求めているので、120%の情報を届けられるコンテンツは、Googleからの評価も上がるでしょう。
Google、読者、ブロガー全てでWin-Winの関係が作れるので、検索意図を把握することは1番重要といっても過言ではないです。

ユーザーの潜在ニーズに応えるコンテンツを、Googleも求めています。
だれでもできる!潜在ニーズをあぶり出すコツ4つ

潜在ニーズをあぶり出すコツは、以下の4つです。
潜在ニーズをあぶり出すコツ4つ
- 顕在ニーズになぜ?と問いかける
- 顕在ニーズを満たしたときに、次にすることを考える
- Q&Aサイトからリアルな悩みを読みとる
- 実際に検索キーワードで検索する
1つずつ解説していきます。
潜在ニーズをあぶり出すコツ①
顕在ニーズに「なぜ?」と問いかける
コツの1つ目は、顕在ニーズに「なぜ?」と問いかけます。
上でも話しましたが、顕在ニーズはユーザーの問題を解決するための具体的な手段や方法です。
なので、顕在ニーズになぜそれをするのか問いかけることで、潜在ニーズがあぶり出されます。
『筋トレ 初心者 やり方』という検索キーワードを例に用いて、解説していきます。
この時の顕在ニーズと潜在ニーズは、以下になります。
- 顕在ニーズ
-
初心者におすすめの筋トレのやり方を知りたい
- 潜在ニーズ
-
女性にモテたい
このように『筋トレ 初心者 やり方』で検索している人には、女性の視線を気にしている人もいるということです。
これでユーザーの本当の悩みが見えましたね。
なので『筋トレ 初心者 やり方』でコンテンツを作成するなら
- 初心者におすすめの筋トレ方法を解説する←顕在ニーズ
- 女性が男性に憧れをいだく筋肉と、その筋トレ方法を補足する←潜在ニーズ
こんな感じですかね。

「なぜ?」と繰り返し質問することは、潜在ニーズをあぶり出す基本です。
潜在ニーズをあぶり出すコツ②
顕在ニーズを満たしたときに、次にすることを考える
コツの2つ目は、「ユーザーが顕在ニーズを満たしたときに、次にすること」を想像することです。
ユーザーが次に顕在化するであろうニーズを予測し、先回りして回答してあげます。
そうすることで、読者は「あっ!これも知りたい!」と記事を読み進めてくれるので、最後まで読んでくれる可能性も高まるでしょう。
こちらは『加湿器 おすすめ』というキーワードを例に用いて、説明していきますね。
『加湿器 おすすめ』の顕在ニーズと潜在ニーズは以下の通りでした。
- 顕在ニーズ
-
おすすめの加湿器を知りたい
- 潜在ニーズ
-
赤ちゃんに適した環境
加湿器を手に入れて、次にすることを考えていきましょう。
「加湿器の設置する場所の提案」など考えられますね。
加湿器は設置する場所によって効果が変わるので、おすすめの設置場所や逆に菌を繁殖させてしまう注意すべき設置場所も存在します。
なので『加湿器 おすすめ』というキーワードでコンテンツを作成するなら
- おすすめの加湿器を紹介する←顕在ニーズ
- 部屋を加湿させるのに効果抜群の設置場所や、注意すべき設置場所を補足する←潜在ニーズ
こんな感じですね。
この方法を用いて、コツ①でも紹介した『筋トレ 初心者 やり方』も見ていきましょう。
まず筋トレのやり方がわかったら、筋トレをします。
ここまでは顕在ニーズです。
そうしたら筋トレが終わった後、次にすることを考えていきます。
ぱっと浮かんでくるのは「栄養補給」なので、筋トレが終わった後におすすめな食べ物や、サプリメントを紹介するといいでしょう。
- 初心者におすすめの筋トレ方法を解説する←顕在ニーズ
- 筋トレの効果を上げるサプリメントを紹介する←潜在ニーズ
こんな具合ですね。
このようにユーザーが次に顕在化するであろうニーズを前もって回答することで、読者満足度はあがります。
最初は少し難しいかもですがそのうち慣れてくるので、何回もチャレンジしましょう。

自分事に置き換えて考えると、イメージしやすいです。
潜在ニーズをあぶり出すコツ③
Q&Aサイトからリアルな悩みを読みとる
コツ3つ目は、Q&Aサイトからリアルな悩みを読みとることです。
Yahoo!知恵袋や教えて!gooといったQ&Aサイトは、リアルに悩んでいる人が解決策を求めて投稿しているので、「生の声」を聞くことができます。
上の2つのやり方では想像できなかったことで悩んでいる人もいるので、絶対に目を通してください。
使い方は簡単で、Q&Aサイトにアクセスして「書こうとしている記事のキーワード」を入力するだけです。

※検索上位には広告が表示されるので、注意してください。
悩んでいる理由の背景も書いてあったりするので、イメージしやすく参考になります。

僕は記事を書く前に、10ページくらい見るようにしています。
潜在ニーズをあぶり出すコツ④
実際に検索キーワードで検索する
コツ4つ目は、実際に検索キーワードで検索して、上位10サイトの確認をします。
なぜなら、検索結果に出てくる上位10サイトがGoogleの答えだからです。
Googleが掲げる10の事実からも分かるように、Googleは読者の悩みを解決できない質の低い記事を、検索上位にはしません。
よって今上位に表示されているサイトは、検索意図にしっかり答えている、質の高いコンテンツです。
その検索意図を実際に確認して、自分の記事にも取り入れていきます。
やり方は簡単で、まずはラッコツールズにアクセスします。
すると下の画面になるので、「見出し(hタグ)抽出」をクリックしてください。

次に、h3までチェックが入っているのを確認して、検索窓にキーワードを入力します。
そして「検索上位サイトから抽出」というボタンをクリックすると、右側に上位10サイトの抽出結果が表示されます。

そしたら実際に見出しを確認していきましょう。
記事をクリックすると見出しがズラッと並ぶので、10サイト全て確認していきます。

確認するときのポイントは、同じ内容の「h2見出し」を探すことです。
実際に確認すると上位に表示されているサイトには、共通の見出しがいくつかあります。
そのh2見出し(検索意図)を探し出して、あなたの記事でも書くようにしてください。
共通しているということは、Googleもその検索意図を重要視しているので、書かない理由はないです。
注意点として、全てマネして記事を書くのはNGなので、しっかりあなたの独自性も盛り込んだコンテンツを作成しましょう。
以上、潜在ニーズを考える方法を紹介しました。
おさらいすると、潜在ニーズをあぶり出すコツは4つありました。
潜在ニーズをあぶり出すコツ4つ
- 顕在ニーズになぜ?と問いかける
- 顕在ニーズを満たしたときに、次にすることを考える
- Q&Aサイトからリアルな悩みを読みとる
- 実際に検索キーワードで検索する
潜在ニーズをうまく引き出せると、読者に喜んでもらえる質の高いコンテンツを作成できます。

ブログで稼ぐには必須スキルなので、ぜひ習得してくださいね。
検索意図を記事へ落とし込む具体的な方法

検索意図が想像できたら、コンテンツに落とし込みましょう。
やり方は簡単で、検索意図を「H2見出し」にするだけです。
実際に僕のこの記事を見ても、そのようになっているのが分ります。
- 顕在ニーズと潜在ニーズの違いを知りたい!
- ブログでは検索意図が大切って聞くけど理由は?
- 潜在ニーズをあぶり出すのが苦手だからコツがあったら知りたい!
このような悩みに対して、H2見出しを作っています。
- 検索意図:顕在ニーズと潜在ニーズの違いとは?
- 【知っておくべき】ブログで検索意図が大切な2つの理由
- だれでもできる!潜在ニーズをあぶり出すコツ4つ
読者の検索意図に対して、「H2見出し」を作成しているのが分ります。
あとはH2見出しに沿って、本文を肉付けしていく感じです。
全体的な記事構成は、以下を参考にしてください。

このような記事構成にすることで、まとまりがあって読みやすい記事になるので、マネして書いてみて下さい。
まとめ:検索意図の把握がSEOでは最重要

今回の記事をまとめると、検索意図には2種類ありました。
- 顕在ニーズ
-
ユーザーが自覚しているニーズ
- 潜在ニーズ
-
ユーザー自身も自覚していないニーズ
ブログで検索意図が大切な理由は2つです。
検索意図が大切な2つの理由
- 読者満足度があがる
- Googleからの評価があがる
潜在ニーズをあぶり出すコツは4つでしたね。
潜在ニーズをあぶり出すコツ4つ
- 顕在ニーズになぜ?と問いかける
- 顕在ニーズを満たしたときに、次にすることを考える
- Q&Aサイトからリアルな悩みを読みとる
- 実際に検索キーワードで検索する
SEOでも、読者の悩みに答えられない記事は評価を落とします。
Googleの理念にもあるように、潜在ニーズを満たすコンテンツ作成を心がけてください。
そうすれば検索上位に表示され、アクセスも増え収益へとつながるでしょう。
今回は以上です。ありがとうございました。
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